発展途上国のインフラと甲子園

発展途上国でインフラを作ったよいが、多くは宝の持ち腐れとなるケースが多いという。例えば高速道路などはコンクリートは劣化するのでメンテナンスが必要となるが、その技術者がおらず廃墟と化す。箱物はすぐに出来てても、技術を持った人材の育成は長期的なスパンを要する。短期、中期的な目に見える成果があるところにしか、お金は集まらないもので本格的な人材育成は後回しなになる。仮に優秀な生徒がいても欧米に留学するためドーナツ化するばかりで、自国の底上げは進まない。


教育はいかに難しいものか思い知らされる。日本においても、ある高校を甲子園に行くのと東大の合格者を出すのでは、前者の方が圧倒的に容易だという。