玉子屋から見る無駄の効用

https://youtu.be/Xntuk9yx4OA

以前からなぜ仕出しの弁当は使い捨て容器を使わないのか謎であった。理由は余り物をチェックできる為だという。そして配達員は同時に営業マンとして顧客の声を聞くのも仕事だ。顧客分析というとビッグデータをイメージするが、そのアナログ版だ。


玉子屋の経営手法はスタンフォード大学の講義でも取り扱われている。確かに効率主義を唄うアメリカではこのような発想は出てこないように思う。東洋的な無駄の効用といってもよい。


注文を受けるオペレーションルームは、人海戦術に頼っているようで昔の築地市場のような喧噪を見せている。現在では機械化可能だ思うし、そのメリットの方が大きいはずだ。あえてやらないのは機械の導入コストより人件費の方が安い為なのだろうか。