"世紀の失踪事件!風船おじさんの大胆かつ大迷惑な野望をマンガ化してみた。【未解決事件】" を YouTube で見る

黒人の公民権運動のキング牧師が暴漢に襲われたときがあった。それを取材していた記者が止めようとした際、キングはそれを制止してこの場面をフィルムに残すのがジャーナリストの本分だと説いた。

 

しかし、マスコミが現場で事件性を助長する役割を果たす時をしばしば目にする。代表的なのが豊田商事の会長刺殺事件で、存在そのものが犯人をエスカレートさせた。もう一つは風船おじさんだ。恐らく当事者のおじさんは精神的な変調を抱えていたのではないのか。それを本人の自称「冒険家」を無批判に取り上げてしまった。

手作りの気球で突発的に太平洋を横断する、小学生でも科学的におかしなことだわかる。例えばビルの屋上に登って傘を広げて飛び降りて無事に着地するかのような荒唐無稽なことではないだろうか。

 

冒険家とは緻密な段取りを重ねた上ではじめて踏み出す勇者のことであって、絵空事につき進む蛮勇家ではないはずだ。


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